色々と考えてしまう!
#PPI #患者・市民参画の医療 #ヤングケアラー #福祉制度
#医療制度 #レイサマリー #ガスライティング #ヘルスリテラシー

2022/11/17記
ここ数週間、WebやLiveで様々な講習会・研究会などに参加して、自分自身の心の中がモヤモヤしています。

モヤモヤがムクムクと湧きだし、増幅しだしたのは、11月12日 八王子市主催の「ヤングケアラー防止啓発セミナー」あたりからです。
会場には、(一社)ヤングケアラー協会 代表 宮崎成悟さん、ヤングケアラーだったことをカミングアウトしたタレントのキンタローを迎え講演をして頂きました。

この時、日本の福祉制度って何だろうと改めて考え始めたのがきっかけです。福祉は、国民の生活を豊かにすると救済の側面もあります。
(筆者の独断と偏見で見ると、)その中には、世界で一番すぐれている「日本の保険医療」もあれば、先進国で最低と評される児童福祉もあります。

病気になったとき、すべての国民が他国と比べると低料金で最高ランクの医療を受けられるのは日本だけだと考えています。これは、個々人に提供されている福祉です。
一方、生活保護はどうでしょうか? 基本的には、個々人の問題と考えられていますが、申請に行くと「援助してくれるご家族・ご兄弟・親類の方は?」と聞かれます。ヤングケアラーも同様です。
家族に病人がいて、支援が必要な方がいる場合も同様です。
例として、主婦の場合、家事支援(主婦仕事)を頼んだ場合、「配偶者の方に手伝ってもらっては?」と聞いてきます。また、支援を受けられたとしても支援者の食事は作りますが、配偶者の食事の用意、洗濯などはしません。などと拒否する自治体の支援者?もいると聞いています。

このように考えていると日本の福祉の大部分は、個々の福祉と謳いながら家族などの支援に頼っているのが現状だなと思ってしまいます。

では、何故そうなってしまったのか?
我々は、様々な制度を勉強するとともに、当事者として声を(意見を)発していかないとダメなんじゃないかと。
そんな中で、また、新たな言葉が・・・・、それは、「メディカル・ガスライティング」これも患者として意味を知っていて損のない言葉です。
「ロハス」の意味わかりますか?(LOHAS: Lifestyles of Health and Sustainability)健康で持続可能な、またこれを重視する生活様式 と訳されてます。

10月31日 「日本のPPI活動を知ろう」のセミナーでは、「レイサマリー」という言葉の解説。
11月11日 「OPLL研究班会議」の発表の中に「患者協力(PPI)による研究発表」がありました。
また、本日(11月17日)は、アステラス製薬のセミナーで「新たな治療選択肢を患者さんに~遺伝子治療の可能性を知る~」があります。

そうこう考えていると、PPI(医療への患者・市民参画)は、患者中心の医療、レイサマリーに続き、メディカル・ガスライティング、ロハスなどに続きます。
つくづく、患者は勉強が必要だなぁ。と痛感してしまいます。

新たな疑問! PPIは、「医療への患者・市民参画」と訳されてますが、なぜ、患者・市民と区別されているのだろう? 患者も市民の一員なのだけど・・・

色々な言葉が、諸外国からどんどん入ってきます。(何故か、知識人の方々は、これらの新しい言葉を使いたがる?)その言葉と専門家の解釈に惑わされずに、当事者自身、何が必要で、本当の意味するところは? そして、どのように行動するか、をよく考えないとダメですね。

結局、すべては、ヘルスリテラシー(健康を決める力)に繋がってゆくのだろう。と考えています。

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